＜2018年 1/4～1/5＞ 来週の日経平均の動き

2017年を振り返って　＆　来年の相場

1年間お疲れさまでした。

2017年の相場も終わりましたが、振り返ってみると年初に比べて日経平均は+16％の上昇となり、年間を通じて見るとバブルといってもいいくらいの大幅上昇の一年だったと思います。

今年前半から9月までは横ばいから小幅な変動程度で大きな動きがありませんでしたが、その後10月から11月にかけての上昇が今年の上昇のほとんどとなっており、実質はこの2か月間で一年分の値動きをしていたということになります。

NYダウや外部環境もよく、世界的に今年は株を持っているだけで利益が取れる相場であったので、多くの投資家が潤ったのではないかと思います。

株以外ではビットコインもまさにバブルと言うくらいのスピードで大幅上昇し、年初から10倍近くまで上がっているので、2017年は近年まれにみる資産バブルの年となったのかと思います。

この勢いのまま来年もさらに上昇が加速するという期待が大きく膨らんできますが、来年の相場はどうなるのでしょうか？

来年の相場がどうなるかと予想することは、結論から言ってしまうと誰にもわかるはずがありません。　笑

去年の終わりの今頃に、今年年末の株価がここまで上がるということを予想することなど到底できませんし、もし、予想していて当たったと言う人がいるならそれは偶然です。
当たってしまえば勝てば官軍ですから何でも言えてしまいますが、北朝鮮のミサイルや選挙、NYダウの上昇などが起きると考えることなどできません。

競馬の解説のようにレースが終わってからであれば、結果があるのでそれらしい解説ができてしまいます。

とはいえ、来年がどんな相場になるかは周期的に考えると、10年に1回は●●ショックと言われるような大きめの暴落がきています。

直近ではリーマンショックがあったのが2008年なので、来年でちょうど10年にあたるので、もしかすると何かをきっかけに暴落とよべるような大きな下げが来るのかもしれません。

北朝鮮のミサイル発射、戦争、ビットコインの暴落、など悪材料の芽も残ったままの状態ですから、いつ何が来てもおかしくない様に買いは細めに利確していくといいでしょう。

2018年が本当にそうなるかはもう少し時間がたってくると、より動きが具体的にわかってくるので、まずは直近の来週の相場を考えてみます。

大納会の日経の株価位置は、ここから上に行くか下に行くかを決める重要な位置で引けました。
年明けの大発会で上か下かどちらかにいった方向で短期的な流れは決まってきます。

大きくGUして始まるとしたら、そのまま短期的には1月半ばの変化日まで強い流れが続くことでしょう。

ただ、もしGDして下げて始まったとしたら、一旦天井をつけて上値が重たくなってくるので、さらに次の変化日（2月1週目あたり）に向けて調整する動きとなるでしょう。

来週どうなるかはそれまでに動いている世界のマーケットの動き次第で決まってきます。

1/4には世界中の市場の値動き分が日経にまとめて降りかかってくるので、まずは大発会の動きを見てから考えてみたいと思います。

個人的には1月半ばから2月の節分近辺まで調整する流れになるので、この間に去年一度もなかった大きな買い場と言えるような下げがありそうに思います。