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◎〔ロンドン外為〕円、112円台後半(7日)

 【ロンドン時事】7日のロンドン外国為替市場の円相場は、中東情勢の悪化を懸念した売りが一服し、1ドル=112円台後半に緩んだ。午後4時現在は112円70〜80銭と、前日午後4時(112円20〜30銭)比50銭の円安・ドル高。
 前日の外為市場ではトランプ米政権がエルサレムをイスラエルの首都と認めたとの報道を受けてリスク回避の円買いが強まったが、この日は一服感から売り優勢の展開。小幅安の112円50銭台でロンドン市場に入り、欧州株の底堅い動きなどを眺めつつ、じわりと下げ幅を広げる展開になった。ただ、昼過ぎに112円80銭まで押された後は米長期金利の低下につられて切り返し、午後2時ごろにはほぼ朝方と同水準まで戻した。
 邦銀関係者は「あすの米雇用統計待ちで取引は閑散だった」と指摘した上で、「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では雇用統計の結果に関わらず利上げが決まるだろうが、来年3月の利上げの有無も含め、来年以降のペースを見極める上で結果に注目したい」と話した。
 ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.1785〜1795ドル(前日午後4時は1.1785〜1795ドル)と横ばい。昼ごろまでは弱含みだったが、午後は米金利低下を受けて小戻した。対円では同132円85〜95銭(132円30〜40銭)に上昇。
 ポンドはやや神経質に上下し、午後4時現在では1ポンド=1.3410〜3420ドル(1.3375〜3385ドル)と小幅高。英国の欧州連合(EU)離脱交渉が行き詰まる中、決裂を懸念した売りや合意に期待した買いが交錯し、荒っぽい値動きが続いた。スイス・フランは1ドル=0.9925〜9935フラン(0.9895〜9905フラン)。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信