低ボラティリティから高ボラティリティに備えたい。
11月9日(木)当欄で日経平均については、「早々に本日の上ヒゲ高値を抜けないと、天井形成の可能性もありうるか?宴は一服。マーケットの風向きが変わったかもしれない。」とし、11月17日には、「初戻り売るべしの展開になりそうだ。」としたが、12月1日に2番天井を付けた後に反落。本日は、基準線~転換線を割り込み下げ加速となった。このまま、ネックライン(11月16日安値)を割り込むと、ダブルトップ完成となる。その場合の下値目標は、9月8日安値~11月9日高値までの上昇に対する38.2%押し(21799.67円)、半値押し(21310.83円)などがカウント可能だ。
中国株の変調や、トランプ大統領の「イスラエルの首都をエルサレムに認定する」動きが嫌気されたが、これまで税制改革法案期待から上昇してきたNY株価にも修正の波が及ぶであろう。
既に、米大使館のエルサレム移転の動きに対して、パレスチナのアッパス議長や、ハマスを始めとして、アラブ諸国は一斉に反発しており、かつてのように中東が火薬庫へ逆戻りする可能性も警戒される。
そう言った中、ドル円も自律反発を見せていたものの、113円水準で上値を抑えられて200日移動平均線の攻防へ。今年は、110-115円のレンジが長く続いているが、200日移動平均線を中心とした足元の保合い形成が長ければ長いほど、次なる放れは大きくなるだろう。クリスマス前後には、変化が起こりやすいと言われる一目均衡表の雲のねじれが控える。年末年始にかけて、雲の厚みも薄くなる時間帯になり、支持線としても抵抗線としても雲の信頼性が落ち込む時間となる。低ボラティリティから高ボラティリティに備えたい。
中国株の変調や、トランプ大統領の「イスラエルの首都をエルサレムに認定する」動きが嫌気されたが、これまで税制改革法案期待から上昇してきたNY株価にも修正の波が及ぶであろう。
既に、米大使館のエルサレム移転の動きに対して、パレスチナのアッパス議長や、ハマスを始めとして、アラブ諸国は一斉に反発しており、かつてのように中東が火薬庫へ逆戻りする可能性も警戒される。
そう言った中、ドル円も自律反発を見せていたものの、113円水準で上値を抑えられて200日移動平均線の攻防へ。今年は、110-115円のレンジが長く続いているが、200日移動平均線を中心とした足元の保合い形成が長ければ長いほど、次なる放れは大きくなるだろう。クリスマス前後には、変化が起こりやすいと言われる一目均衡表の雲のねじれが控える。年末年始にかけて、雲の厚みも薄くなる時間帯になり、支持線としても抵抗線としても雲の信頼性が落ち込む時間となる。低ボラティリティから高ボラティリティに備えたい。