午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、流動性供給入札を前に模様眺め

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/21 11:41
 21日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続伸。この日に実施される流動性供給入札の結果を見極めたいとのムードが強かった。

 20日の米市場では株高を背景に長期債相場が下落したものの、東京市場への影響は限定的。債券先物は小安く始まったあと、北朝鮮リスクなどが意識されるなか持ち直す動きとなった。ただ、全般的は模様眺めといった様相で、現物債市場では新発2年債や新発5年債、新発20年債、新発40年債の取引が成立しなかった。

 午前11時の先物12月限の終値は前日比3銭高の150円99銭。出来高は8664億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の0.035%、30年債は同横ばいの0.815%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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