レーザーテックが未踏の3000円大台乗せ、業績増額期待と量子コンピューター関連の思惑

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/21 11:27
 レーザーテック<6920.T>が4連騰で連日の最高値更新、修正後株価で初となる3000円大台乗せを達成した。半導体向けマスク関連装置を主力に手掛け、メーカーの積極的な微細化投資需要を背景に受注を拡大、17年6月期営業利益は12%増益の49億6000万円と2ケタ伸長。18年6月期について会社側は前期比強含み横ばいの50億円を予想するが、これは研究開発投資に積極的に資金投下する計画で利益を押さえる形になるため。トップラインは前期比21%増の210億円を見込んでおり、実質的には高成長が継続するとみてよい。今期の受注は前期比で6割増と急拡大することが予想され、特に次世代半導体技術であるEUV関連装置の大口案件が中期的に収益を押し上げる。レーザー技術は量子コンピューター分野でも重要で、同関連銘柄としてもマーケットの注目度は高い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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