午後:債券サマリー 先物は小幅に4日続伸、手掛かり難で模様眺めムード強まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/20 16:04
 20日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅に4日続伸。17日の米債券高を好感した買いは朝方で一巡し、その後は手掛かり材料難のなか模様眺めムードが強まった。

 債券先物は151円台を回復してスタートしたものの、前週末にかけて3日続伸していた反動から戻り売りも出やすく徐々に伸び悩む展開。この日は日銀の国債買いオペがなく需給面での手掛かりに乏しいなか、あす21日に流動性供給入札を控えていることも上値の重さにつながった。一方で、日経平均株価の反落が下支えとなり、債券先物は底堅さを維持した。

 この日の先物12月限は151円02銭で始まり、高値は151円03銭、安値は150円90銭、終値は前週末比1銭高の150円96銭。出来高は2兆816億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前週末比0.005%上昇の0.035%、20年債が同横ばいの0.570%、30年債が同0.005%低下の0.815%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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