午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、買い先行も高値警戒感から伸び悩む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/20 11:41
 20日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続伸。朝方は米債券高が好感されたものの、買い一巡後は高値警戒感が意識され伸び悩んだ。

 債券先物は151円02銭でスタート。米税制改革の先行き不透明感やトランプ米政権のロシアゲート問題への懸念を背景に、前週末17日の米長期債相場が上昇したことが支援材料となった。ただ、前週末まで3日続伸していたことから上値追いには慎重ムード。あす21日に流動性供給入札を控えていることも上値の重さにつながった。

 午前11時の先物12月限の終値は前週末比1銭高の150円96銭。出来高は1兆4088億円だった。10年債の利回りは前週末比0.010%上昇の0.040%、20年債は同横ばいの0.570%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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