期待株ピックアップ:キヤノン、ソフトバンクグループ、他= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/11/18 23:17

いま注目の3銘柄をピックアップ:

① キヤノン㈱(7751)
平成29年12月期第3四半期の業績は、売上高+21.5%、営業利益+69.8%で増収増益に着地、通期の同利益も+52.9%増益を見込んでおり好調だ。
有機EL関連の製造装置を手掛けるキヤノントッキなどが好調で業績の市場予想も上昇。
創立80周年ということで今期の普通配当は記念配10円を上乗せすることになっており株主還元を強化するという。(出典:2017年11月16日 日本経済新聞)
テクニカル面では4500円手前で売りが先行したが再び上昇に向かっており、株価が5日移動平均を上抜けするなど買い圧力の強まりが伺われる。

② ソフトバンクグループ㈱(9984)
6日に発表された2Q決算は売上高+3.3%、営業利益+35.1%と増収増益に着地しており好調。
16日には日系大手証券会社が同社のレーティングをやや強気(2)に据え置き、目標株価を10330円から11350円に引き上げている。(出典:2017年11月16日 アイフィス株予報)
10月末以降軟調に推移していた株価は9310円で反発、一目均衡表の雲が支持帯となり引き続き株価を下支えすると思われる。

③ 三井物産㈱(8031)
平成30年3月期第2四半期の業績は、収益+17.8%、親会社の所有者に帰属する四半期利益+95.4%で増収増益に着地、通期の同利益も+30.7%増益を見込んでおり好調だ。
テクニカル面ではこのところの下落で75日移動平均を割り込んでいるが、乖離率が大きくマイナスとなっており自律反発が期待される。

上記3銘柄の、短期的な値上がりに期待。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想