【10月25日予想】衆院選後の軟調ジンクスを破り、歴代最長16連騰。いま注目したい業種はコレ!= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/10/24 18:39

強い相場は継続

10月24日の日経平均の動き:

24日の日経平均は前日比108円52銭高となった。
朝方は安く始まったものの、安倍政権の安定や日本企業の業績拡大を期待する海外投資家が買いを入れ、大引けにかけては個人投資家らからも買いが入った模様。
出遅れ感の強かった商社株・銀行株のほか、建設株など内需関連株が上昇した。


10月24日15時時点の為替相場:

円相場は、24日15時28分時点では1ドル=113円53~54銭と、前日17時時点に比べ24銭の円高・ドル安水準で推移。
週後半に欧州中央銀行(ECB)理事会など重要イベントを控え、利益確定を目的とするドル売りが先行、一時1ドル=113円前半まで上げる場面もあったが、その反面日本の低金利局面と米国の利上げ局面が続く見通しから円売りの動きも入り、その後は小動きに留まっている。
もし25日以降もこの流れが続くのであれば、10月25日の日本株は【前日と同水準となる】と予測する。


10月25日の相場の見通し:

為替の動向が定まらない今、為替の影響を受け易い銘柄への投資はリスクが高いと考えられるため、そのような状況では以下に挙げるような内需株に注目したい。

<為替感応度の低い業種>
※2003~2005年の円高進行時や、2013~2015年の円安進行時に、あまり値動きが左右されなかった業種

1.保険(前週比+4.22%)
2.銀行(同+1.38%)
3.電気(同+1.31%)
4.ガス(同+1.31%)


これらのうち電気・ガスは、前週との比較で上昇率が緩やかで出遅れ感があることから、これから人気化する可能性があると考えられる。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想