今日の勝敗と明日の戦略◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2017/10/24 16:54

今日の勝敗と明日の戦略

今日は大幅安を予想し、大幅高でした。売り方の損失覚悟の買い戻し続く。連続して予想外の展開でした。

さて、明日のレンジは明日の寄り前に更新するのでお見逃しなく

日経平均株価 2万1805円17銭(+108円52銭)

高値2万1805円17銭/安値2万1646円52銭

TOPIX 1756.92(+11.67)

値上がり1510/値下がり440/変わらず82

新高値251/新安値1

出来高 15億7156万株

売買代金 2兆5393億円

マザーズ指数 1097.97(-0.58)

業種別では33業種中30業種が上昇し、下落はゴム製品、その他金融、証券・商品の3業種にとどまった。値上がり率1位は卸売で、以下、電気・ガス、鉄鋼、金属製品、銀行、建設と続いた。

今日の日経平均は続伸記録を塗り替えた。日経平均の寄与率はソフトバンクが+1.39%で約15円押し上げた。1570の日経レバレッジが10/23から45円の逆日歩が付いています。指数はもう下がると思い1570を空売りしているが下がらずに売り方が逆日歩で締め上げられ損失覚悟の買い戻しをせまられている模様です。16日続伸ですが業種別騰落率では銀行、電気ガス、卸売がしっかりとなり出遅れを買う動きが鮮明。


【PMIとは】

PMIは、"Purchasing Manager's Index"の略で、「購買担当者景気指数」とも呼ばれ、製造業やサービス業の購買担当者を対象にアンケート調査や聞き取りなどを行い、新規受注や生産高、受注残、価格、雇用、購買数量などの指数に一定のウエイトを掛けて算出する指数のことをいいます。現在、世界の多くの国(地域)で用いられている代表的な経済指標の一つで、特にマーケットにおいては、米国のISM製造業景気指数やISM非製造業景気指数、中国の中国製造業購買担当者景気指数、ユーロ圏のユーロ圏総合PMIなどが注目されています。

一般にPMIは、その国(地域)の企業の購買担当者に直接調査した結果を積み上げて算出されるため、景気実態を正確に映し出しやすいのが特徴で、また発表時期がGDP(国内総生産)など他のマクロ経済指標より早く速報性が高いです。その中でも、製造業のPMIは、将来の景気動向を占う「先行指数」として幅広く注目されています。これは、原材料や部品などを調達する製造業の購買担当者が、取引先の動向や製品の需要、自社の生産計画などを見極めた上で仕入れを行うため、その景況感は数カ月先の景気動向を敏感に映すとされるからです。

なお、PMIは、景況感の改善と悪化の分岐点となるのが50で、通常、50を上回ると景気拡大(景気が上向き)、50を下回ると景気後退(景気が下向き)を示唆すると言われます。(景気が良くなると考える人が多いほど指数は高くなり、逆に悪くなると思う人が増えれば指数は下がる。
配信元: 達人の予想