東京株式(大引け)=85円高、根強い物色意欲反映し歴代2位タイの13連騰

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/19 15:38
 19日の東京株式市場は買い先行で始まり、日経平均は後場に入り急速に伸び悩む場面もあったが、持ち直し再浮上、歴代2位に並ぶ13連騰を達成した。

 大引けの日経平均株価は前日比85円47銭高の2万1448円52銭と13日続伸。東証1部の売買高概算は15億2038万株、売買代金概算は2兆4106億円。値上がり銘柄数は813、対して値下がり銘柄数は1096、変わらずは122銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが160ドル高と急伸し主要3指数が最高値を更新するなかで、リスク選好ムードに包まれてスタート。外国為替市場で1ドル=113円台に入るなどドル高・円安に振れたことも輸出株中心に有利に働いた。しかし、後場に入ると買い一巡感の出たところに広範囲に利益確定売りが出て、日経平均は急速に上げ幅を縮小する場面があった。その後は主力株中心にインデックス的な買いが入り、日経平均も再浮上する形となった。鉄鋼や非鉄などの素材株が買われたほか、保険セクターも上昇した。値下がり銘柄数が値上がりを上回ったものの、好業績銘柄やテーマ株に根強い買いが入り、全体を押し上げた。13連騰は1988年2月に記録して以来で、歴代2位タイ。

 個別では、神戸製鋼所<5406.T>が商いを膨らませ反発、任天堂<7974.T>SUMCO<3436.T>東京エレクトロン<8035.T>が高く、ソフトバンクグループ<9984.T>も買い優勢となった。明治海運<9115.T>がストップ高で値上がり率トップとなったほか、オーバル<7727.T>も物色人気。TAC<4319.T>CIJ<4826.T>ユニデンホールディングス<6815.T>なども値を飛ばした。サンケン電気<6707.T>が上昇、第一工業製薬<4461.T>も買いを集めた。

 半面、enish<3667.T>が大幅安、ショーケース・ティービー<3909.T>も売りに押された。ダイフク<6383.T>も軟調。京都きもの友禅<7615.T>双信電機<6938.T>は大幅安。ツガミ<6101.T>ジャストシステム<4686.T>も大きく下落した。日本ライフライン<7575.T>スルガ銀行<8358.T>が値を下げ、牧野フライス製作所<6135.T>も下値を探る展開に。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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