外為サマリー:1ドル112円10銭台で推移、ユーロは対ドルで軟調推移

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/17 17:16
 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=112円12銭前後と、前日午後5時時点に比べ40銭程度のドル高・円安となっている。

 欧州時間のドル円相場は堅調な展開で、午後4時頃には一時112円26銭まで上昇。時間外取引の米10年債利回りは前日に比べて横ばい圏にあるなど手掛かり材料には乏しいものの、112円ラインでの下値の堅さが意識されているようだ。一方、ユーロは対ドルで軟調な展開で、午後3時30分過ぎには一時1.1750ドル台に軟化。オーストリア下院選挙での極右政党の躍進やスペイン・カタルーニャ州の独立問題など、欧州の政治情勢を巡る不透明感が引き続きユーロの重荷となっているようだ。

 ユーロは対円で1ユーロ=131円98銭前後と同20銭強のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1772ドル前後と同0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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