18日の中国共産党大会前後における北朝鮮挑発に警戒。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/10/17 10:08

マーケットコンディション

昨日のドル円は、111.83円で始まると、東京時間は、衆議院選挙を控え世論調査での自民党優勢を背景に日経平均株価が10日連続の続騰となるが、ドル円は112円を挟む小動きとなった。ロンドン時間、ドル円は上値が重く、一時111.64円まで下落となった。NY時間、トランプ米大統領が、次期FRB議長候補としてテイラー氏の評価が高いと報じられると、ドル円は上昇。米長期金利やNYダウ平均の上昇もあり、ドル円は111.70円前後から112.28円まで上昇となり、112.19円でクローズをむかえた。

18日の中国共産党大会前後における北朝鮮挑発に警戒。

昨日は、注目される経済イベントがない中、112円を挟み小動き。テイラー氏は、イエレン氏ほどハト派ではないが、極端なタカ派でもないようで、ここで一喜一憂するのは、まだ早そうだ。北朝鮮リスクにも疲れ気味となっているが、明日18日の中国共産党大会前後までは、辛抱しなければならない。深押しはないと予測するが、万が一の警戒を怠るべきではない。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想