オーバルに投機資金流入、燃料電池車普及シナリオで流体計測器に特需期待

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/16 13:04
 オーバル<7727.T>に投機資金が流入、商い急増のなか一時53円高の343円に買われ、2月2日につけた年初来高値を8カ月半ぶりに大幅更新した。

 同社は工業用流体計測器の大手であり、燃料自動車用の水素ステーション増設で収益チャンスを得ている。自動車の環境規制強化を背景に世界的にエコカー普及のシナリオが意識されているが、米GMは今月に入り、2023年までに電気自動車(EV)または燃料電池車で少なくとも20車種を発売すると発表している。また、自動車の排ガスによる大気汚染が深刻化している中国では、政府が9月下旬に、19年から自動車メーカーにEVやプラグインハイブリッド車、燃料電池車からなるNEVについて一定割合の製造・販売を義務付けることを発表している。同社は燃料電池車の関連銘柄としてにわかに頭角を現している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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