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◎〔ロンドン金属〕ニッケルが上昇=中国の生産減懸念で(13日午前)

 【ロンドン・ロイターES=時事】13日午前のロンドン金属取引所(LME)では、ニッケル相場が上伸し、1カ月ぶり高値を付けた。中国当局が大気汚染阻止を狙って、ニッケル部門の生産削減を命じる可能性があるとの見方が浮上した。
 アルミも上昇。中国アルミ大手の宏橋グループが本拠を構える山東省浜州市が今冬、アルミ製錬の処理能力257万トン分を閉鎖するよう命じたことを受けた。
 中国共産党大会が来週行われる。市場では、当局が公害を引き起こす鉱山や金属工場を、特に冬季により多く閉鎖する方針を示すことへの警戒感が強まっている。
 INGの商品ストラテジスト、ウォレン・パターソン氏は、「中国の環境面を理由とする生産削減は明らかに影響がある。産業全体に影響が拡大するとの懸念も浮上する」と指摘。「ニッケルに関しては、中国でニッケル銑鉄の生産能力削減の可能性に関する報道があった」と語った。
 ニッケル3カ月物は2.2%高のトン当たり1万1650ドル。一時1万1655ドルと、1カ月ぶり高値となった。
 アルミは0.9%高の2165.50ドル。銅3カ月物は0.1%高の6896ドル。一時1カ月ぶり高値の6910ドル。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信