外為サマリー:一時1ドル111円80銭台に下落、安倍内閣の不支持率上昇の影響も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/13 17:17
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=111円98銭前後と、前日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高となっている。

 欧州時間のドル円相場は軟調地合いが継続。午後3時30分頃に112円を割り込み、その後111円80銭台まで押される場面があった。今晩に米9月消費者物価指数や米9月小売売上高の発表を控えて手控えムードが広がるなか、時間外取引で米10年債利回りが一時2.31%台に軟化したことが影響しているもよう。また、一部通信社による世論調査で安倍内閣の不支持率が支持率を上回ったと伝えられたことで、リスク回避的なドル売り・円買いの動きが出た面もあるようだ。

 ユーロは対円で1ユーロ=132円42銭前後と同70銭強のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1827ドル前後と同0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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