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◎〔米株式〕NYダウ、反落(12日午前)

 【ニューヨーク時事】12日午前のニューヨーク株式相場は、高値警戒感が広がる中、利益確定の売りなどが出て反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時05分現在、前日終値比22.98ドル安の2万2849.91ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数も6.46ポイント安の6597.09。
 米労働省が朝方発表した9月の卸売物価指数(PPI)は季節調整後で前月比0.4%上昇し、市場予想(ロイター通信調べ、中央値)と一致。エネルギーと食品を除いたコア指数も0.4%上昇し、予想の0.2%上昇を上回った。また、同時刻に発表された最新週の新規失業保険申請件数は前週比1万5000件減の24万3000件と、市場予想(ロイター通信調べ)の25万1000件を下回った。いずれの経済指標もおおむね堅調な内容だったにもかかわらず、市場の反応は限定的。ダウとナスダックがいずれもほぼ連日にわたり史上最高値を更新する状況にある中、高値警戒感もくすぶっており、利益確定の売りが出やすくなっているもようだ。
 7〜9月期の米企業決算発表が本格化する中、この日朝はシティグループとJPモルガン・チェースが業績を報告。2社はともに純利益が前年同期比で7%超上回り、1株当たり利益も市場予想を達成したものの、投資家の買い意欲にはつながらなかった。
 個別銘柄は、シティが0.8%安、JPモルガンが0.4%安。シェブロンは0.3%安、エクソンモービルは0.2%安。原油相場の下落に圧迫されてエネルギー株も下げている。ゼネラル・モーターズ(GM)は1.6%下落。需要の鈍化を理由にデトロイト工場の操業を年末まで閉鎖するとの報道が売り材料視されている。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信