[10月12日版]【大幅安となる】日経平均７日連続上昇、これからは…？

【日経平均７日連続上昇、これからは…？】

10月11日の日経平均は小幅高となり、１日を終えました。

東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは19業種となり、
値下がりした業種は14業種となりました。

また、日経平均は前日比57円76銭高となりました。

日経平均は年初来高値を更新。

1996年12月以来の高値を更新しており、
絶好調な推移が続いています。

一方、日経平均は７日連続で上昇しており、
上昇の勢いもやや急激な印象があります。

円安進行が一段落である上、

これまでの相場付きとは違い、
JASDAQ、マザーズ、東証二部などの、
中小型株の値動きの弱さが目立ちます。

これからは、
徐々に利益確定売りの動きが、
強まっていく可能性が想定されますので、

注意しておく必要もありそうです。

相場の上昇が期待しづらい、
今のような状況では、

これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。

よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ ゴム（前月比+13.55%）
◯ その他製品（同+11.77%）
◯ ガラス・土石（同+9.70%）

以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。

今のところのCME先物市場の動向を見ると、
10月11日19時25分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-31円。
弱気な動きを続けています。

何らかの買い材料が出ない限り、
上昇は難しいかもしれません。

今のところは、あまり資金を投入せず、
様子見したいところ。

10月12日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。