シリコンスタジオは4日続落、第3四半期業績は営業赤字幅が拡大

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/10 13:36
 シリコンスタジオ<3907.T>は4日続落となっている。前週末6日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年12月~17年8月)連結決算が、売上高45億7300万円(前年同期比12.5%減)、営業損益8億7700万円の赤字(前年同期3億3400万円の赤字)、最終損益4億4300万円の赤字(同2億5400万円の赤字)となり、赤字幅が拡大したことが嫌気されている。

 非エンターテインメント領域での継続案件(自動車業界・不動産業界・携帯端末)が引続き好調に推移しているほか、人材事業で人材派遣および紹介件数が堅調に推移しているものの、ソリューションサービスで、クラウド化の流れによりサーバーやストレージなどのハードウエア関連の販売が減少。また、「刻のイシュタリア」や「逆襲のファンタジカ」の2タイトルをS&Mゲームスへ譲渡したこと、さらに第3四半期にリリース予定の複数のコンテンツを第4四半期以降に延期したことなどが響いた。

 なお、17年11月期通期業績予想は、売上高80億9700万円(前期比15.6%増)、営業利益5600万円(前期4億1100万円の赤字)、最終利益4300万円(同4億9900万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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