ケアサービスは５日ぶり反発、第２四半期経常益予想を上方修正

　ケアサービス<2425.T>が５日ぶりに反発している。同社は２５日取引終了後に、１８年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結業績予想を修正。経常利益見通しを従来の４２００万円から５６００万円（前年同期比１１．１％減）に引き上げたことが買い手掛かりとなっているもよう。

　サービス付き高齢者向け住宅の競争激化で売上高予想は従来の４２億８７００万円から４２億５６００万円（同０．７％増）に若干引き下げた一方、北京の子会社立ち上げに先行して発生した費用が期初計画よりも少なかったことなどが利益を押し上げるとしている。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いた。

　また、同日には中国子会社の上海ケアサービスが、上海市では３拠点目となる葬儀場でエンゼルケアサービスの提供を開始したと発表。さらなる同国での事業展開が期待されている面もあるようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）