金融政策の「コントラスト」
昨日のドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に112円台へと上昇。FOMCが年内の追加利上げに前向きな見通しを示した事からドル買いが活発化すると、112.50円台まで上値を伸ばして7月18日以来の高値を付けた。また、NYダウ平均はFOMC後に反発して7営業日連続で史上最高値を更新した。長期金利上昇とドル高という逆風下にあっても米国株が続伸したのは、市場のリスク許容度という観点からも心強い動きだろう。
そうした中、本日は日銀の動きが注目される。日銀金融政策決定会合では政策変更の可能性はまずないが、黒田総裁は会見で現行の大規模緩和を維持する考えを改めて示すと見られる。日米金融政策の「コントラスト」に焦点が当たれば、ドル高・円安が進みやすくなりそうだ。
そうした中、本日は日銀の動きが注目される。日銀金融政策決定会合では政策変更の可能性はまずないが、黒田総裁は会見で現行の大規模緩和を維持する考えを改めて示すと見られる。日米金融政策の「コントラスト」に焦点が当たれば、ドル高・円安が進みやすくなりそうだ。