[9月11日版]【大幅安となる】円高止まらず、日本株もうダメ？

【円高止まらず、日本株もうダメ？】

9月8日の日経平均は大幅安となり、１日を終えました。

東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは5業種となり、
値下がりしたのは28業種となりました。

また、日経平均は前日比121円70銭安となりました。

・・・

円高の進行が止まりません。

これは日本にとって売り手掛かりであるため、
日経平均も8日には大幅下落。

週末にかけて、
ついに為替レートは
１ドル＝107円台に突入しました。

北朝鮮に対する地政学リスクについても、
警戒感が高まっていることがあり、

様子見ムードが強まっている様子です。

また、これからは19日〜20日にFOMCも控えており、
様子見ムードを加速させる要因となりそうです。

そう考えると、これからの日本株市場は、
買いで入りづらく、上昇しづらいと考えられるでしょう。

相場の上昇が期待しづらい、
今のような状況では、

これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。

よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ 石油・石炭製品（前月比+7.47%）
◯ 非鉄金属（同+1.03%）
◯ サービス業（同+1.00%）

以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。

今のところのCME先物市場の動向を見ると、
9月9日6時39分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-115円。
かなり弱気な動きを続けています。

何らかの買い材料が出ない限り、
上昇は難しいかもしれません。

今のところは、あまり資金を投入せず、
様子見したいところ。

9月11日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。