大阪チタは年初来安値、米社がスポンジチタンのアンチダンピング調査手続きを申し立て◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/28 10:16
 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が4日続落で年初来安値を更新したほか、東邦チタニウム<5727.T>も軟調な値動きとなっている。両社は25日取引終了後に、米国のスポンジチタン製造事業者が、日本から米国へのスポンジチタン輸出に関するアンチダンピング調査手続きの申し立てを行ったと発表。これによる業績への影響が懸念されているようだ。

 両社の開示によると、米チタニウム・メタルズ・コーポレーシンから、日本およびカザフスタンから米国へのスポンジチタンのダンピング輸出により米国産業への実質的な被害または、その恐れが生じているなどとして、アンチダンピング調査開始を求める申し立てが米国国際貿易委員会に対して行われたという。なお、両社は申し立て内容を精査したうえで今後の対応を決定するとしている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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