東京株式(寄り付き)=北朝鮮リスク警戒も買い戻し優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/10 09:04
 10日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比53円高の1万9792円と反発。

 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに軟調だったが下げ幅はわずかにとどまった。引き続き北朝鮮を巡る地政学リスクが意識されるなか、東京市場は3連休を控えた木曜日ということもあって全般手控えムードが強いが、前日の下げを主導した空売りの買い戻しや値ごろ感からの押し目買いが優勢となっている。下値では日銀のETF買いに対する思惑もあり、一段と売り込む動きは乏しい。ただ、外国為替市場の動向には注意が必要で、1ドル=109円台で一段と円高が進むようだと、全般相場は波乱含みとなる可能性もある。同時進行するアジア株の動向なども注視される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種前後が高く、値上がり上位に繊維、ゴム製品、非鉄、鉱業、その他金融など。値下がりで目立つのは石油、精密機器、銀行など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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