亀田菓が後場下げ幅を拡大、第1四半期は4割近い減益で着地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/04 14:02
 亀田製菓<2220.T>が後場下げ幅を拡大している。午後1時30分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高235億4000万円(前年同期比0.4%増)、営業利益6億800万円(同39.0%減)、純利益5億9200万円(同26.5%減)となり、4割近い営業減益となったことが嫌気されている。

 主力ブランドのうち、「亀田のまがりせんべい」「手塩屋」などが前年を下回った一方、「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「うす焼」「ぽたぽた焼」などは前年を上回り増収を確保した。ただ、主原料である国産米価格の上昇や販促費の増加に加えて、米子会社で気象要因による操業停止が、減益を余地なくされた。

 なお、18年3月期通期業績予想は、売上高1000億円(前期比1.8%増)、営業利益70億円(同24.8%増)、純利益57億円(同2.1倍)の従来見通しを据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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