アンリツがカイ気配で4ケタ大台回復、5G関連として資金流入

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/20 09:13
 アンリツ<6754.T>がカイ気配スタートで寄り付きに4ケタ大台を回復し、もみ合い上放れの様相。同社は通信計測器の大手メーカーで、次世代通信規格である「5G(第5世代移動通信システム)」関連の有力株として注目されている。

 同社は2016年に米アジマスシステムを子会社化しフェージング(電波の受信レベルの変動)に関するソリューションを強化、5G関連需要に対応した準備を進めている。5GはLTEの1000倍以上の大容量化、10Gbps以上の通信速度を実現するもので、あらゆるものをオンライン化するIoT時代には欠かせない通信インフラに位置づけられる。20日付の日本経済新聞では、5Gで日本と米国、欧州、中国、韓国が、2020年をメドに周波数などの仕様で合意するなど通信規格を統一すると伝えており、関連有力株である同社の株価を刺激する格好となった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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