カネコ種苗、１８年５月期営業利益は１．７％増予想

　カネコ種苗<1376.T>は１１日取引終了後、１８年５月期の連結業績予想を発表した。売上高は５９５億円（前期比２．９％増）、営業利益は２０億５０００万円（同１．７％増）、最終利益は１４億５０００万円（同２．６％減）を見込んでいる。

　１８年５月期は、種苗事業や施設材事業が順調に推移することによる業績伸長を見込んでいる。種苗事業では、環境に配慮した麦類などの緑肥作物種子の販売増加、野菜種子関係で、レタス、スイートコーンの国内販売の増加が期待され、輸出では、欧米向けカボチャの増加を見込んでいる。施設材事業では、西日本地区の営業体制を強化することなどにより新規顧客の増加が見込まれる。

　なお、１７年５月期連結決算は売上高５７８億４８００万円（前の期比０．４％減）、営業利益２０億１５００万円（同６．０％減）、最終利益１４億８９００万円（同１．６％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）