海運株が売られる、バルチック指数が５日連続安と再び下値模索◇

　商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>、明治海運<9115.T>など海運株が軟調、業種別騰落率でも値下がり上位に売られている。

　鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が再び下値模索局面にある。前日５日時点で２４ポイント安の８４７と５日続落、６月２１日以来の安値水準をつけており、これが株価の重荷となっている。為替のドル高・円安が一服していることも、ドル建て決済の海運セクターにとってはネガティブ材料となった。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）