パソナの１７年５月期はアウトソーシング事業好調で営業利益は計画上振れ

　パソナグループ<2168.T>がこの日の取引終了後、集計中の１７年５月期連結業績について、営業利益が従来予想の４３億円から４５億円（前の期比１６．６％増）へ上振れたようだと発表した。

　売上高は従来予想の２８３０億円をやや下回り２８０３億円（同６．３％増）とほぼ計画通りだったものの、アウトソーシング事業が好調に推移したことなどが寄与し営業利益を押し上げた。一方で、第３四半期に固定資産の減損損失を計上したことや、一部子会社が赤字幅改善に至らず税負担が増えたことなどで、最終損益は５億円の黒字から１億３０００万円の赤字（前の期２億４３００万円の黒字）へ下振れた。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）