ニュース

日経再び2万円奪回

柱は依然として定まらず

日経平均は2万円を再び奪回したのですが、どうも中心軸となるところがはっきりしません。ただ、依然と同じ値ガサ・内需・ディフェンシブといったような共通項で、緩やかに規定できるものに物色が集まっているというだけです。

相場風景がもとに戻っただけのことで、大きな流れの変化は見られません。時間を区切るとすれば、月末の中間期末(ファンドにとっての中間期末)まで、このまま走るつもりだろうと推測できます。

景気敏感株、結局顔色無し

トヨタ自動車<7203>のような景気敏感株は、全般に顔色無しという状況のままです。どころか、安値更新をするものもあるくらいで、二極化はかなり極まっています。

値ガサといっても、ファナック<6954>は、とうに滑落してしまっていますし、途中まで任天堂などと上昇を競っていたようなVテクノロジー<7717>も、あえなく滑落の道をたどっています。

値ガサ株と言いながら、かなりチャートは大きな違いを見せています。
業種やカテゴリーには、あまりこだわらなくてよいとしましたが、そのほうがやはり良さそうです。

今週のスケジュール

相場は、来週に月末ですから、まだ多少時間が残されています。
この間、相場が持続するとして、材料は非常に少ない期間になってきています。

海外でもそうですが、日本国内でも、22日水曜日に内閣府の月例経済報告があります。
そのほかは、23日金曜日が東京都議会選挙の告示です。
ミクロでは、20日火曜日あたりから、株主総会が多くなってきますので、22日・23日はかなり多いです。

値ガサの内需・ディフェンシブ系以外では、やはり低位の材料株という選択もあるわけで、東京都競馬<9672>などは、選挙を控えて、なんらかの筋が相場を作っている可能性もあるでしょう。

完全な材料株ということになりますが、そこは割り切りでいくしかありません。

戦略方針

戦略方針は変わりません。「フルインベストメント」のままです。
文字通りフルポジションにするとしたら、前半から飛ばしてフルにしてもよいでしょう。ただ、週末には1-2割、キャッシュを空かして週末を迎えたほうが良いと思います。

0a36a96df

松川行雄 (まつかわゆきお)

有限会社増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長 
配信元:達人の予想