【6月12~6月16日】日経平均株価テクニカル分析 FOMCを控え動けず。反面マザース指数は年初来高値を更新!資金は新興市場か? 今週のマーケットの値動きを予想

著者:今福博文
投稿:2017/06/11 00:47

■金曜日深夜のアメリカの値動きは

ダウ工業 21,271.97 +89.44

NASDAQ 6,207.92 -113.85


日経225先物の金曜日のナイトセッションは日中の終値-50円の19900円で終了しています。

日経平均株価テクニカル分析

金曜日の日経平均株価は 20,013.26 +104 でした。


金曜日深夜の日経225先物ナイトセッションは大きなナスダックの下げに引っ張られる形で下げて終了しています。

日経225先物は19900円にはサポートラインがあり一時は19820円まで売られましたが終了間際に戻し、辛うじてサポートラインで止まった形になっています。

ただし日経225先物の25日移動平均線が少し下を向いてきていますので来週の早い段階で上昇しない限り調整入りする可能性があります。

75日移動平均線は依然上昇中ですのであくまでも調整と考えます。


今週水曜日深夜にはFOMCがあり翌日にはイングランド銀行金利発表を控えていますのでポジションをどちらかに傾けるのは難しく動けない相場になるでしょう。


反面マザース指数は絶好調で年初来高値を更新しています。

やはり日経平均株価の上昇トレンドが確認できるまでは新興市場銘柄に人気が集まりそうです。

■今週の投資戦略は

今週は動きたくても動けない低ボラティリティの相場になりそうです。

仮に下落して場合は終値で19800円を割り込むと調整入りする可能性があります。


月曜日の主な経済指標は

日 機械受注 8:50

■今週の日経平均株価及び日経225先物の予測

今週の上値の目途は

20000円

今週の下値の目途は

18000円

と考えています。
今福博文
デイボード株式投資顧問 代表
配信元: 達人の予想