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○〔米株式〕NYダウ、続伸=堅調な企業業績と原油上昇で(19日)☆差替

 【ニューヨーク時事】週末19日のニューヨーク株式相場は、堅調な企業業績や原油価格の上昇に支えられて続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比141.82ドル高の2万0804.84ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同28.57ポイント高の6083.70で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1147万株増の10億2908万株(暫定値)。
 米農業機械大手ディアが19日朝に発表した2017年2〜4月期決算は大幅な増収増益で市場予想も大きく上回った。好決算を受けて同社株が急騰したほか、キャタピラーなど他の機械メーカー株にも買いが広がり、相場をけん引した。
 また、同日のニューヨーク原油先物市場では、米国産標準油種WTIの清算値が1カ月ぶりに1バレル=50ドルの大台を回復。25日の原油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国の会合で、協調減産の来年3月末までの延長で合意するとの期待感などから、株式市場ではシェブロンなどエネルギー株が買われた。
 今週17日には、トランプ大統領とロシアの不透明な関係をめぐる「ロシアゲート」疑惑の高まりで、ダウは370ドル超も下落。その後の続伸でダウは200ドル近く戻した格好だ。政権が目指す大型減税や大規模なインフラ投資、規制緩和に対する市場の期待はすでに剥落している。ただ、堅調な米景気や良好な米企業業績を背景に「政治不安にもかかわらず、米株価は引き続き底堅く推移する」(大手証券)との指摘が出ていた。
 個別銘柄(暫定値)では、ディアが7.6%高、キャタピラーが2.2%高、ゼネラル・エレクトリック(GE)が2.1%高。シェブロンが1.35高、チェサピーク・エナジーが3.5%高、マラソン・オイルが3.4%高。一方、フットロッカーが16.7%安、ギャップが3.7%安、シスコシステムズが0.5%安だった。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信