千代化が後場一段安、18年3月期46%営業減益見通しを嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/12 12:45
 千代田化工建設<6366.T>が後場一段安となっている。この日正午ごろに発表した18年3月期の連結業績予想で、売上高4300億円(前期比28.8%減)、営業利益85億円(同45.8%減)、純利益50億円(前期411億1600万円の赤字)と大幅営業減益を見込んでいることが嫌気されている。

 同社では足もとの事業環境について、新興国を中心にエネルギー需要が順調に伸びる一方、短期的にはLNGの供給過剰と油価回復の遅れから、事業環境は引き続き厳しいと判断。こうしたなか、オーストラリアやロシアなどの大型LNG案件の進捗がピークを越えることから、海外完成工事高の大幅減少を見込んでいる。なお、想定為替レートは1ドル=110円としている。

 同時に発表した17年3月期決算は、売上高6037億4500万円(前の期比1.3%減)、営業利益156億8000万円(同2.1%減)、最終損益411億1600万円の赤字(同33億7500万円の黒字)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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