午前:債券サマリー 先物は反落、米債券安の流れを引き継ぐ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/26 11:53
 26日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。25日の米市場がリスク選好地合いとなったことで、東京市場もこの流れを引き継いだ。

 債券先物は150円97銭でスタートし、一時150円92銭まで下落。25日のNYダウが米企業の好決算などを背景に上昇するなか、同日の米長期債相場が続落したことが円債相場にも波及した。ただ、日銀が「残存期間5年超10年以下」と「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知し、いずれも買い入れ額が据え置かれたことが確認されると下げ渋る動きとなった。

 午前11時の先物6月限の終値は前日比8銭安の150円97銭。出来高は1兆2959億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.025%、20年債は同0.015%上昇の0.570%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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