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◎〔ロンドン外為〕円、109円台前半(21日)

 【ロンドン時事】週末21日のロンドン外国為替市場は、週末のフランス大統領選を控えて持ち高調整の取引が中心となり、円相場は1ドル=109円台前半でこう着状態となった。午後4時現在は109円05〜15銭と、前日同時刻(109円15〜25銭)比10銭の円高・ドル安。
 欧州時間の早朝、円は109円30銭台で推移。ロンドン市場では109円近辺から20銭台のレンジで売り買いが交錯した。午後に入ると商い閑散となり、相場の動きは一段と鈍くなった。
 ロンドン・キャピタル・グループのイペル・オズカルデスカヤ氏は仏大統領選について「極右のルペン候補と、中道マクロン候補か保守のフィヨン候補が決選投票に進めば、ユーロにとってプラスだ。そのシナリオではルペン候補が決選投票で敗退する可能性の方が大きい」と指摘。しかし、万一ルペン氏が次期大統領に当選した場合は、ユーロが対ドルでパリティか、それ以下に急落するとの見方を示した。
 ユーロは仏大統領選への警戒感を背景に下落し、対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.0680〜0690ドル(前日同時刻は1.0760〜0770ドル)。対円では同116円55〜65銭(117円50〜60銭)。
 ポンドは1ポンド=1.2770〜2780ドル(1.2835〜2845ドル)と反落。1〜3月期の英小売売上高が前期比1.4%減と約3年ぶりのマイナスを記録したことで、昨年6月のEU離脱決定後も底堅く推移してきた英経済の見通しに不安が広がった。このほかスイスフランは1ドル=0.9980〜9990フラン(0.9945〜9955フラン)。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信