【買い】三井物産㈱(8031)連日の下落で割安感。リバウンドの狙い時か= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/04/12 19:08

■注目銘柄:【買い】三井物産㈱(8031)

鉄鉱石、原油で高い生産権益量を誇る、三井グループ中核の総合商社。

■注目理由
2月8日に決算を発表。
平成29年3月期第3四半期(平成28年4月1日~平成28年12月31日)の業績は、収益△13.6%と減収ながら親会社の所有者に帰属する四半期利益は+71.3%と増益に着地。
併せて、通期の同損益を従来予想の2200億円の黒字から3000億円の黒字(前期は△834億円)に36.4%上方修正しており好調だ。

同社は11日、タブレット端末付きショッピングカート「ショピモ」の本格展開で新会社を設立したと発表。
「ショピモ」は同社が独自開発したショッピングカートに取り付けたタブレット端末から買い物中の消費者に特別クーポン・店舗オススメ上昇・店内マップ・レジ待ちアンケートなどの各種コンテンツを配信するマーケティングサービスで、今後4年で国内のスーパーマーケット1500店舗に「ショピモ」を導入することを目標に事業拡大していくという。(出典:2017年4月12日 モーニングスター)
直近の値動きは3月以降軟調傾向が続いており、11日終値時点でPER9.72倍、PBR0.80倍と割安水準、配当利回りが3.07%と日本株平均と比べて高いことから、買い支えが入りやすくなっていると思われる。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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