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◎〔東京外為〕ドル、112円台後半=売り一巡後は買い戻し(21日正午)

 21日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、株安や米長期金利の低下などを受けた売りが一巡した後は買い戻され、1ドル=112円台後半に浮上している。正午現在、112円73〜74銭と前週末(午後5時、113円43〜44銭)比では70銭のドル安・円高。
 ドル円は早朝、112円50銭付近で推移した。その後は安寄りした日経平均株価が下げ幅を拡大したことや時間外取引での米長期金利低下を受けた売りが強まり、112円30銭前後に続落したが、株価の下げ渋りや米金利低下の一服を受けて買い戻され、112円台後半を回復した。
 市場では「112円50銭前後を割り込んだことで下げが加速したが、一段と売り進む材料は見当たらず、株価の下げ渋りで急速に買い戻された」(為替ブローカー)という。一方、前週末のG20で保護主義に反対する文言が盛り込まれず、「米国がドル高をけん制する懸念は拭えず、積極的に買いを入れるのは難しい」(大手邦銀)とされ、なお上値の重さは残っている。
 ユーロは午前9時時点に比べると対円、対ドルとも反発。「仏大統領選で国民戦線(FN)のルペン党首の勢いが鈍っていることが支援要因になった」(先のブローカー)とされる。正午現在、1ユーロ=121円26〜28銭(前週末午後5時、121円99銭〜122円00銭)、対ドルで1.0758〜0758ドル(1.0753〜0753ドル)。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信