日経平均株価テクニカル分析 【3月13~3月17日】 19500円の壁、抜け出すのは早くて今週半ばか?為替はダブルボトムをつけネックラインを抜けるか?
■金曜日深夜のアメリカの値動きは
米国市場は上昇して終了
非農業部門の雇用統計が予想を上回り好感した買いがはいり続伸
ダウ工業 20,902.98 +44.79
NASDAQ 5,861.73 +22.92
日経225先物の金曜日のナイトセッションは日中の終値-40円の19430円で終了しました。
19500円は終値では回復できず前日大幅高した反動で小安く終了しました。
日経225先物のチャートをみると三角持合いになってきています。
下値を切り上げながら上値を押さえられています。
この上値抵抗線とサポート線が交わる所までこの相場は続くのか?
為替はドル円がダブルボトムのような形になり円安方向に動きましたが、ネックライン近辺では押し戻す力が働き
ネックラインを抜けきっていないようなチャートとなっています。
月曜日以降にこのネックラインを越えていけば
日経平均株価も上昇が期待できます。
ドル円が動かなければ、
日経平均株価に動きが出るのは早くてFOMCアメリカの連邦公開市場委員会の結果だと考えます。
FOMCアメリカの連邦公開市場委員会が15日に予定されており利上げの観測がでています。
この時、市場はどちらに反応するのか?これ次第では乱高下が予想されます。
日経平均株価や日経225先物だけを監視するのではなく海外や為替次第では思惑通りにいかないのでリスク管理を必ずしておいてください。
■今週の投資戦略は
為替が動かなければ週前半は動けない相場が続くと思いますので、あまり為替や
日経平均株価に影響されないマザース、ジャスダック銘柄。
週半ばから後半はFOMC後の
日経平均株価の反応をみてボックス相場を上抜け、下抜けすれば順張りで対応していきましょう。
■今週の日経平均株価及び日経225先物の予測(週前半)
今週の上値の目途は
19600円
今週の下値の目途は
19300円
と考えています。
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