東京株式(前引け)=続伸も手掛かり材料難で売買代金低調

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/21 11:56
 21日前引けの日経平均株価は前日比88円55銭高の1万9399円63銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億3464万株、売買代金概算は7475億円。値上がり銘柄数は986、対して値下がり銘柄数は849、変わらずは167銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場はプレジデントデーの祝日で休場だったこともあって買い手掛かり材料に乏しく、朝方は方向感の定まらない動きだったが、寄り後は徐々に上値指向となった。取引時間中は為替が1ドル=113円台半ばへと円安含みに推移したことが追い風材料となった。もっとも売買代金は低調で前引け時点で7500億円弱にとどまっている。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが堅調、良品計画<7453.T>が高く、日本製紙<3863.T>DMG森精機<6141.T>も値を飛ばした。四国電力<9507.T>、東洋ゴム工業<5105.T>も買いを集めた。いちご<2337.T>も買い優勢。半面、NTT<9432.T>が見送られ、ブイ・テクノロジー<7717.T>も冴えない。さくらインターネット<3778.T>が大幅安となり、ペプチドリーム<4587.T>も軟調。U-NEXT<9418.T>も大きく値を下げた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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