郵船など海運株が高い、バルチック指数底入れの兆候で買い優勢◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/17 11:07
 日本郵船<9101.T>をはじめ、NSユナイテッド海運<9110.T>、明治海運<9115.T>飯野海運<9119.T>など海運株が総じて高い。業種別上昇率で上位となっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の低迷が目立っており、一部大型船で採算割れの成約も発生していることが伝わっている。ただ、中国の景気減速懸念がここにきて後退していることや、鉄鉱石の価格急騰が伝わるなど足もとの外部環境には変化が出ている。

 そうしたなか、ばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数も下落基調が続いていたが、足もと底入れの兆候が出始めた。バルチック指数は前日16日時点で22ポイント高の710と続伸。これを受けて同指数と株価連動性の高い海運株にも買い戻す動きが出ている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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