グローバルウェイは上場来安値更新、第３四半期営業損益が赤字に転落

　グローバルウェイ<3936.T>は急落し上場来安値を更新している。１０日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１６年４～１２月）単独決算が、売上高７億４３００万円（前年同期比１４．１％減）、営業損益７７００万円の赤字（前年同期１億８８００万円の黒字）、最終損益６８００万円の赤字（同１億２０００万円の黒字）となり、営業損益が赤字に転落したことが嫌気されている。

　ソーシャル・ウェブメディア事業の人材紹介サービスを行うリクルーティング・サービスの組織改編による一時的な売上減少があったことに加えて、ビジネス・ウェブアプリケーション事業における新規領域での開発コスト増加による受注損失引当金の計上、さらに本社移転、上場関連費用およびＭ＆Ａ費用などの管理コストの増加などが損益を悪化させたとしている。

　なお同時に、従来は未定としていた１７年３月期業績予想について、売上高１０億６００万円（前期比１５．３％減）、営業損益１億５６００万円の赤字（同２億１１００万円の黒字）、最終損益１億４１００万円の赤字（同１億４６００万円の黒字）になりそうだとあわせて発表した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）