富士通と富士電機は下落、株式持ち合い縮小による需給悪化を警戒◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/08 10:11
 富士通<6702.T>富士電機<6504.T>は下落。両社は7日、株式持ち合いを見直すことを決定したと発表しており、株式需給の悪化を懸念する売りが膨らんだ。富士電機と富士通は相互に発行済み株式の10%超の株式を持ち合っているが、その株式の一部を売却する。保有株売却後は当分の間、協力関係の維持を目的として株式の保有を継続する方針だ。

 具体的には、富士電機は保有する富士通株1億6889万3000株をSMBC日興証券を通じて海外市場で売り出す。売出価格決定日は8日から10日に決定する。富士電機は現在、富士通の11.10%の株式を保有する筆頭株主だが、売り出し実施後は2.89%を持つ第3位の株主となる。

 また、富士通も保有する富士電機株を株価動向をみて売却するが、売却時期および売却株式数は未定としている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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