東京株式(大引け)=106円高、朝安後に好業績株中心に切り返す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/01 15:48
 1日の東京株式市場は朝方安く始まったものの、その後は下げ渋った。後場に入ると買いが一段と厚みを増し、日経平均株価は上昇に転じた。

 大引けの日経平均株価は前日比106円74銭高の1万9148円08銭と3日ぶり反発。東証1部の売買高概算は20億3217万株、売買代金概算は2兆5281億3000万円。値上がり銘柄数は1162、対して値下がり銘柄数は694、変わらずは146銘柄だった。

 名実ともに月替わりとなった東京市場は、前日の欧米株安や、為替の円高を受けて売り優勢で始まったがその後は押し目買いが優勢となりプラス圏に切り返した。トランプ米大統領の打ち出す政策に米国内外で波紋が広がるなか、前日の米国株市場ではNYダウが続落し、為替もトランプ大統領の円安批判を背景に1ドル=112円台後半の推移とドル安・円高に振れた。朝方はこれが嫌気されたものの、日経平均は前日に先物を絡め330円近い下落をみせていたこともあって、その後は値ごろ感から安値を拾う動きが顕在化。取引時間中に為替市場でドルが買い戻され、円安方向に押し戻されたことも追い風となり、後場の日経平均は一段高となった。主力株の一角が戻り足に転じたほか、決算発表を受けて好業績銘柄に物色の矛先が向かった。

 個別では、三菱自動車<7211.T>が大商いで急伸、ソフトバンクグループ<9984.T>も堅調。スタートトゥデイ<3092.T>が物色人気となり、保土谷化学工業<4112.T>も値を飛ばした。ワタベウェディング<4696.T>はストップ高となり買い物を残した。大同特殊鋼<5471.T>トクヤマ<4043.T>日野自動車<7205.T>も活況高となった。レーザーテック<6920.T>オムロン<6645.T>なども水準を大きく切り上げている。

 半面、任天堂<7974.T>が軟調、村田製作所<6981.T>も安い。アステラス製薬<4503.T>富士フイルムホールディングス<4901.T>なども値を下げた。新光電気工業<6967.T>が一時ストップ安となり、ブレインパッド<3655.T>も大幅安となった。リコー<7752.T>ディー・エヌ・エー<2432.T>コニカミノルタ<4902.T>などの下げも目立つ。明電舎<6508.T>も売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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