日経平均株価テクニカル分析 1月16~20日 トランプ時期大統領の会見で

著者:今福博文
投稿:2017/01/15 01:40

トランプ時期大統領の会見を受けて

金曜日の日経225先物ナイトセッションは日中終値プラマイゼロ円の19250円で終了しています。

ダウ工業 19,885.73 -5.27
NASDAQ指数 5,574.12 +26.63


金曜日の日中は前日のトランプ時期大統領の会見で荒れた反動で強かったのですが
ナイトセッションは戻り売りのタイミングでもあり簡単には上には行けない状況です。

今の時点の考え方としては12月から始まった19000円から19500円のボックス相場という見方もできますし
今年だけでみれば、三角持合いにも見えます。

トランプ時期大統領の発言で動いたのは日経平均株価や日経225先物だけではなく
為替も大荒れでした。

ドル円チャートはダブルトップのネックラインを割り込みテクニカル的には円高方向に振れる可能性があります。

月曜日以降の終値が節目の19000円を下回って終了した場合は
一旦は利益確定売りが出てくる可能性があります。


もちろん上に行くシナリオもあります。
早い段階で19500円を越えていけば、上に行く可能性も残されています。

今週前半の値動きをみて離れた方に、ついていく投資戦略が良いかと思います。



今週は20日に首都ワシントンで開かれるトランプ時期大統領の大統領就任式があります。

このイベントまで上下に動くずらい可能性もありますし
ここで今の好調なトランプ相場が一旦は材料出尽くしとなるか、好感して再び上昇となるかを見極める必要があります。

今後の日経平均株価及び日経225先物の予測

上値の目途は

19700円

20000円


下押しした場合の下値の目途は

19000円

18500円
今福博文
デイボード株式投資顧問 代表
配信元: 達人の予想