【井川純一の今夜も兜町で一杯】非行禁止三原則なのである

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/25 17:00
 今日11月25日(金曜日)の日経平均株価は、47円81銭高の1万8381円22銭と7日続伸。う~ん、もはや「強い」としか言いようがありません。そして、この相場を牽引する「トランプノミクス」の名称を、ここにきて急速に「トランポノミクス」と表記するメディアが増加、う~んトランポねぇ、なんだか締まらないよなぁ。
            ◆
 いま、「禁煙」、「分煙」関連の取材を進めている。ちょっと前になるが、「自民党の受動喫煙防止議員連盟会長の山東昭子元参院副議長が、2020年の東京五輪に向けた受動喫煙防止対策で、たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れた」と報じられ、禁煙関連や電子タバコ関連が急動意した。いま、それらの株価はだいぶ落ち着いたが、まぁ、今後も時折動意することになりそうだ。

 つい20年ちょっと前までは、株式専門紙の編集部などは、揃いもそろってタバコに火をつけたまま灰皿に置きっぱなしで原稿を書くものだから、紫煙で部屋が曇っていた。いま、考えると、まったく恐ろしいが、当時はどこの会社でも大なり小なり見られた光景だ。ちなみに、放蕩無頼のような僕だが、家庭では「禁酒、禁煙、朝帰り禁止」の非行禁止三原則が結婚当初からある。正直なところ、朝帰りについては、たまにではあるが破ってしまう。それでも、アルコールとタバコについては「持ち込まず」を徹底している。もとい、恐妻殿に徹底させられている。発見されたら、筆舌に尽くし難い事態となる。

 格言や四字熟語好きの妻は、僕のことを「酒嚢飯袋(しゅのうはんたい)」と呼ぶ。まぁ、大酒飲みのうえ、大飯を食うくらいしか能がないということだろうか。当たらずといえども遠からずだが、家庭内においては禁酒、禁煙だけは貫いている。

 さて、禁煙、分煙は世の流れ、これもまた仕方なしだが、それにしても当方含め愛煙家は肩身が狭い。だったら、いっそ売らないでくれと言いたいところだが、貴重な税収源を国が捨てるわけもなく、「なんだか解せない世の中になったもんだ」と日々思うのである。

 分煙が進めば、「喫煙ルーム」が増加する。取材過程で「ほぉ」っと思ったのが、意表をついて日鉄鉱業<1515.T>。ご承知の通り資源を中心にさまざまな分野で活躍する企業だが、なんと喫煙室用のプラズマ脱臭機も扱っており、それもなかなかの逸品だ。取材をするなかで、“そんな発見”をすると妙に嬉しくなったりして、ひとりご満悦状態となる。ちなみに、あくまでそれだけの話で、株価がどうのこうのという話ではない。くれぐれも勘違いなさらぬように…。

 明日は休日、もちろん我が家の厳格な「非行禁止三原則」がある限り禁酒禁煙である。仕方がないので、今日はお茶の水辺りで軽~くやって帰るとするかね。
《KC》

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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