田中化研が4連騰、リチウム電池先駆株として9月相場で77%の異彩高

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/12 09:37
 田中化学研究所<4080.T>が4連騰と気を吐いている。同社は9月に入り急騰開始、8月末比できょうの高値まで実に77%の上昇と異彩を放つ。

 リチウムイオン電池用正極材を手掛けるが、8月末に住友化学<4005.T>が同社の第三者割当増資を引き受け過半の株式を握り連結子会社することを発表しており、これが株価変貌の第一歩となった。世界的な排ガス規制強化の流れのなかで、エコカーも二酸化炭素排出量を一段と減少させようとする動きが表面化しており、ハイブリッド車(HV)よりもプラグインハイブリッド(PHV)や電気自動車(EV)の普及が今後加速する可能性が高まっている。これをうけてリチウムイオン電池材料を手掛ける関連各社は虎視眈々の様相で、同社はそのシンボルストックの1社として注目を集めている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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