シノケンGが続急伸、マンション販売好調で底入れ反転気配

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/08/15 14:34
 シノケングループ<8909.T>が続急伸、安値圏での売り物を吸収し目先底入れの動き。5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現目前でトレンドフォローの買いが入ってきた。7月29日に日銀はETFの買い入れ枠を倍増する追加緩和策を発表したが、不動産セクターには恩恵が薄いとして、同社株をはじめ不動産関連株は下値模索の動きに移行した。しかし、それも目先は売り一巡から出直りムードが漂う。9月20~21日に開催される日銀の金融政策決定会合では緩和政策の総括的検証が行われる見通しだが、要人発言からも緩和縮小の動きは出ないとの見方が強い。

 投資用不動産を手掛ける同社は、マンション販売事業が好調で16年12月期中間期(1~6月)の連結売上高が364億2700万円(前年同期比26.3%増)、営業利益は51億7100万円(同32.5%増)と大幅増収増益を達成しており、好業績を改めて見直す買いを呼び込んでいる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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