PALTEKが続落、16年12月期営業利益予想を上方修正も反応限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/08/04 09:52
 PALTEK<7587.T>が続落。3日の取引終了後、16年12月期の連結業績見通しについて、営業利益を3億2000万円から3億3000万円(前期比75.8%減)へ、純利益を1億6000万円から1億7500万円(同74.1%減)へ上方修正したが、修正幅が大きくなく、大幅減益見通しには変わりはないことから、市場の反応は限定的のようだ。

 想定よりも為替差益が増加することになったのが要因としている。なお、売上高は330億円(同14.4%増)で従来予想を据え置いている。

 同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高172億8600万円(前年同期比29.9%増)、営業利益9600万円(同87.1%減)、純利益5100万円(同88.6%減)だった。民生機器向けメモリ製品の販売が大幅に増加したことや、新たに取引を開始した顧客向けの産業機器および医療機器向けFPGA(製造後にプログラミングすることができるLSI)販売が堅調に推移したことから売上高は大幅増となったが、円高の進行で仕入先に対して保有する仕入値引ドル建債権の評価額の減少幅が拡大し、大幅減益となった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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