オハラが16年10月期業績予想を下方修正、円高による換算差額の影響で一転減益予想へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/06/14 15:55
 オハラ<5218.T>がこの日の取引終了後、16年10月期の連結業績見通しについて、売上高を224億円から218億円(前期比4.5%減)へ、営業利益を6億円から4億4000万円(同18.3%減)へ、純利益を3億7000万円から5000万円(同90.8%減)へ下方修正し、営業増益予想から一転して減益予想とした。

 エレクトロニクス事業でカバーガラス向け特殊ガラスの需要増加が見込まれる一方、光事業では、円高による換算差額の影響から、売上高が前回予想を下回る見込みであることが要因。中大口径ガラスモールドレンズなど高付加価値製品や高精度化ニーズへの対応を進めるほか、熔解工程の採算改善を見込むものの、減益を余儀なくされる見通しだ。

 同時に発表した第2四半期累計(15年11月~16年4月)決算は、売上高106億8700万円(前年同期比6.9%減)、営業損益8500万円の黒字(前年同期5900万円の赤字)、最終損益3億5100万円の赤字(同3億2500万円の黒字)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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