不二電機は反発、第1四半期43.9%営業減益も自己株式取得発表を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/06/03 10:34
 不二電機工業<6654.T>は反発。同社は2日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表。上限を45万株(発行済み株数の7.15%)、または6億7500万円としており、取得期間は6月3日から6月16日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行し、資本効率の向上を図るためとしている。

 同時に17年1月期の第1四半期(2~4月)単体決算を発表。売上高は9億500万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は6400万円(同43.9%減)、純利益は4500万円(同40.2%減)と減収減益だった。前年に好調だった電力向けサージアブソーバ端子台や米国向け鉄道車両用表示灯などが減少、人件費や経費の増加も利益を圧迫している。

 通期業績は売上高45億円(前期比12.4%増)、営業利益6億1700万円(同2.0%増)、純利益4億600万円(同1.9%増)と従来見通しを据え置いた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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